尾道市議会 > 2020-12-07 >
12月07日-01号

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  1. 尾道市議会 2020-12-07
    12月07日-01号


    取得元: 尾道市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-23
    令和 2年第8回12月定例会              令和2年12月7日(月曜日)  ────────────────── * ──────────────────                 議事日程第20号           (令和2年12月7日 午後1時30分開議)第1 会期決定について第2 議案第116号 決算認定について(令和元年度尾道水道事業会計)   議案第117号 決算認定について(令和元年度尾道下水道事業会計)   議案第118号 決算認定について(令和元年度尾道病院事業会計)   議案第142号 決算認定について(令和元年度尾道一般会計)   議案第143号 決算認定について(令和元年度尾道港湾事業特別会計)   議案第144号 決算認定について(令和元年度尾道国民健康保険事業特別会計)   議案第145号 決算認定について(令和元年度尾道市千光寺山索道事業特別会計)   議案第146号 決算認定について(令和元年度尾道駐車場事業特別会計)   議案第147号 決算認定について(令和元年度尾道夜間救急診療所事業特別会計)   議案第148号 決算認定について(令和元年度尾道介護保険事業特別会計)   議案第149号 決算認定について(令和元年度尾道漁業集落排水事業特別会計)   議案第150号 決算認定について(令和元年度尾道農業集落排水事業特別会計)   議案第151号 決算認定について(令和元年度尾道渡船事業特別会計)   議案第152号 決算認定について(令和元年度尾道後期高齢者医療事業特別会計)          (以上14案一括上程決算特別委員長報告)第3 議案第163号 令和2年度尾道一般会計補正予算(第8号)   議案第164号 令和2年度尾道港湾事業特別会計補正予算(第4号)   議案第165号 令和2年度尾道国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)   議案第166号 令和2年度尾道夜間救急診療所事業特別会計補正予算(第3号)   議案第167号 令和2年度尾道介護保険事業特別会計補正予算(第4号)   議案第168号 令和2年度尾道渡船事業特別会計補正予算(第3号)   議案第169号 令和2年度尾道後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第4号)   議案第170号 令和2年度尾道病院事業会計補正予算(第3号)   議案第171号 尾道市過疎地域自立促進計画の変更について   議案第172号 市道路線の認定について   議案第173号 工事請負契約の締結について   議案第174号 公の施設の指定管理者の指定について   議案第175号 公の施設の指定管理者の指定について   議案第176号 公の施設の指定管理者の指定について   議案第177号 公の施設の指定管理者の指定について   議案第178号 公の施設の指定管理者の指定について   議案第179号 公の施設の指定管理者の指定について   議案第180号 公の施設の指定管理者の指定について   議案第181号 尾道市国民健康保険条例の一部を改正する条例案   議案第182号 尾道市指定居宅介護支援事業者の指定の申請者に関する事項並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案          (以上20案一括上程、提案理由の説明)                                    以 上  ────────────────── * ──────────────────本日の会議に付した事件日程第1 会期決定について日程第2 議案第116号 決算認定について(令和元年度尾道水道事業会計)     議案第117号 決算認定について(令和元年度尾道下水道事業会計)     議案第118号 決算認定について(令和元年度尾道病院事業会計)     議案第142号 決算認定について(令和元年度尾道一般会計)     議案第143号 決算認定について(令和元年度尾道港湾事業特別会計)     議案第144号 決算認定について(令和元年度尾道国民健康保険事業特別会計)     議案第145号 決算認定について(令和元年度尾道市千光寺山索道事業特別会計)     議案第146号 決算認定について(令和元年度尾道駐車場事業特別会計)     議案第147号 決算認定について(令和元年度尾道夜間救急診療所事業特別会計)     議案第148号 決算認定について(令和元年度尾道介護保険事業特別会計)     議案第149号 決算認定について(令和元年度尾道漁業集落排水事業特別会計)     議案第150号 決算認定について(令和元年度尾道農業集落排水事業特別会計)     議案第151号 決算認定について(令和元年度尾道渡船事業特別会計)     議案第152号 決算認定について(令和元年度尾道後期高齢者医療事業特別会計)日程第3 議案第163号 令和2年度尾道一般会計補正予算(第8号)     議案第164号 令和2年度尾道港湾事業特別会計補正予算(第4号)     議案第165号 令和2年度尾道国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)     議案第166号 令和2年度尾道夜間救急診療所事業特別会計補正予算(第3号)     議案第167号 令和2年度尾道介護保険事業特別会計補正予算(第4号)     議案第168号 令和2年度尾道渡船事業特別会計補正予算(第3号)     議案第169号 令和2年度尾道後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第4号)     議案第170号 令和2年度尾道病院事業会計補正予算(第3号)     議案第171号 尾道市過疎地域自立促進計画の変更について     議案第172号 市道路線の認定について     議案第173号 工事請負契約の締結について     議案第174号 公の施設の指定管理者の指定について     議案第175号 公の施設の指定管理者の指定について     議案第176号 公の施設の指定管理者の指定について     議案第177号 公の施設の指定管理者の指定について     議案第178号 公の施設の指定管理者の指定について     議案第179号 公の施設の指定管理者の指定について     議案第180号 公の施設の指定管理者の指定について     議案第181号 尾道市国民健康保険条例の一部を改正する条例案     議案第182号 尾道市指定居宅介護支援事業者の指定の申請者に関する事項並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案  ────────────────── * ──────────────────出席議員(26名)    1番 村 上 隆 一            2番 岡 田 広 美    3番 柿 本 和 彦            4番 二 宮   仁    5番 大 本 和 英            6番 岡 野 斉 也    7番 宇根本   茂            8番 三 浦   徹    9番 星 野 光 男           10番 山 根 信 行   11番 巻 幡 伸 一           12番 吉 和   宏   13番 岡 村   隆           14番 福 原 謙 二   15番 加 納 康 平           16番 飯 田 照 男   17番 前 田 孝 人           18番 宮 地 寛 行   19番 岡 野 長 寿           20番 吉 田 尚 徳   21番 高 本 訓 司           22番 山 戸 重 治   23番 檀 上 正 光           25番 新 田 賢 慈   26番 杉 原 孝一郎           27番 佐 藤 志 行欠席議員(1名)   28番 藤 本 友 行  ────────────────── * ──────────────────説明のため出席した者   市長      平 谷 祐 宏       副市長     冨 永 嘉 文   副市長     澤 田 昌 文       教育長     佐 藤 昌 弘   参事(スマートシティ推進担当)        企画財政部長  小 玉 高 嘉           戸 成 宏 三   総務部長兼参事(庁舎整備担当)        市民生活部長  高 原 茂 嘉           山 根 広 史   参事(少子化対策担当)            福祉保健部長兼福祉事務所長           村 上 宏 昭               新 宅 康 生   産業部長    田 坂   昇       建設部長    小 川 礼 樹                         因島総合支所長市民生活課長兼主幹(因島総合支所庁舎整備担当)   都市部長    河 本 達 男               吉 村 雅 司   御調支所長御調支所まちおこし課長     向島支所長向島支所しまおこし課長           林 原 雅 彦               加 來 裕 子   瀬戸田支所長瀬戸田支所しまおこし課長   教育総務部長  齋 藤 直 行           佐 藤 伸 治   学校教育部長  杉 原 妙 子       病院管理部長市民病院事務部長                                 永 田 一 郎   公立みつぎ総合病院事務部長         消防局長    岡 本 光 功           近 藤 茂 之   上下水道局長兼主幹(経営企画担当)      総務課長    山 口 憲 二           亀 田 裕 二   財政課長    中 山 泰 則  ────────────────── * ──────────────────事務局出席者   事務局長    信 藤 俊 壮       事務局次長   原 田 政 晴   事務局次長補佐議事調査係長        主査      小 林 巨 樹           濱 岡 靖 子   議事調査係主任 森 本 祥 子  ────────────────── * ──────────────────                午後1時30分 開会 ○議長(福原謙二) ただいま出席議員26名であります。 定足数に達しておりますから、これより令和2年第8回尾道市議会定例会を開会いたします。  ────────────────── * ────────────────── △諸般の報告 ○議長(福原謙二) この際、諸般の報告をいたします。 28番藤本議員よりは、差し支え不参の旨届出がありました。 開会に当たり、傍聴者も含め、手指の消毒、マスクの着用、間隔を空けて着席に御協力をいただいております。 なお、アクリル板を設置しています演壇と質問席ではマスクを外して発言することができます。 今期定例会までに受理した請願は、お手元に印刷、配付の請願文書表のとおりであります。この請願についてはそれぞれ所管委員会に付託いたします。 今期定例会までに受理した陳情、要望は、お手元に印刷、配付の陳情書・要望書一覧表のとおり、公益社団法人尾道法人会会長高橋宏明氏より、令和3年度税制改正に関わり、新型コロナウイルスへの対応と行政改革の徹底、固定資産税抜本的見直し中小企業への配慮を求める陳情書が提出されております。 今期定例会の説明員として、市長、副市長、教育長及び病院事業管理者のほか関係部課長に対して地方自治法第121条の規定により出席を求めたので、報告いたします。  ────────────────── * ──────────────────                午後1時32分 開議 ○議長(福原謙二) これより本日の会議を開きます。  ────────────────── * ────────────────── △議事日程 ○議長(福原謙二) 本日の議事日程は、お手元に印刷、配付のとおりであります。  ────────────────── * ────────────────── △会議録署名議員の指名 ○議長(福原謙二) 本日の会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において3番柿本議員及び4番二宮議員を指名いたします。  ────────────────── * ────────────────── △日程第1 会期決定について ○議長(福原謙二) これより日程に入ります。 日程第1、会期決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から22日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福原謙二) 御異議なしと認めます。よって、会期は16日間と決定いたしました。  ────────────────── * ────────────────── △日程第2 議案第116号~議案第118号・議案第142号~議案第152号 ○議長(福原謙二) 次に、日程第2、議案第116号決算認定について(令和元年度尾道水道事業会計)から議案第118号決算認定について(令和元年度尾道病院事業会計)まで、議案第142号決算認定について(令和元年度尾道一般会計)から議案第152号決算認定について(令和元年度尾道後期高齢者医療事業特別会計)まで、以上の14案を一括議題といたします。 決算特別委員長の報告を求めます。 17番、前田決算特別委員長。 ◆決算特別委員長(前田孝人) [17番](登壇)皆さんこんにちは。 ただいま一括議題に供されました令和元年度各会計の決算認定について、委員会における審査の経過並びにその結果を報告いたします。 さて、企業会計決算認定3議案は、9月定例会の初日、9月7日の本会議に上程されました。この審査のため、議長及び議会選出監査委員を除く25人をもって構成する決算特別委員会が設置され、正副委員長の互選を行い、私、前田が委員長に、岡野長寿委員が副委員長に選任されました。 また、10月5日に臨時会が招集され、一般会計及び各特別会計決算認定11議案が上程されました。これにより、14議案全てが本委員会の議会閉会中の継続審査に付されたところであります。 委員会は、10月13日から15日までの3日間開会し、初日には今岡代表監査委員の出席を求め、慎重かつ熱心に審査を行いました。 10月13日は、まず代表監査委員に対する質疑を行い、委員より、経常収支比率が近年になく高い数値となった要因の分析を歳入歳出別にただしたのに対し、代表監査委員より、歳入では法人市民税の減少が大きく影響し、歳出では消費税率の改定による負担増、認定こども園運営費負担金などの増による扶助費の増加、合併特例債償還金などによる公債費の増加が影響したものと考えているとの答弁がありました。 これに対し、同委員より、経常収支比率の改善に向けた税収の確保、義務的経費の課題と縮小につながる方策をただしたのに対し、代表監査委員より、税収の大きな割合を占める市民税は、今後も新型コロナウイルス感染症の影響から厳しい状況が予想されるため、行政、議会、経済界、市民が一体となって、消費の回復、所得の増加、雇用の創出などに向けて取り組む必要があると感じている。義務的経費の課題として、公債費がピークを迎え、人件費と扶助費は大幅な縮小を見込めない厳しい状況が予想され、縮小の方策として、人件費は事務事業の見直しやICTの活用などによる事務の効率化や民間活力の活用に継続して取り組み、公債費は低利な融資への借換えによる市債の適正な管理に努めていただきたいと答弁がありました。 次に、委員より、消費税増税と市民税の減収との関わりについてただしたのに対し、代表監査委員より、法人市民税の減収は一部企業の収益減少が大きな要因で、これについては消費税増税と関わりはないと考えている。新型コロナウイルス感染症拡大に伴う経済活動の停滞という大きな影響があったため、消費税増税が市民税の減少にどの程度影響したのか分析は難しいとの答弁がありました。 そのほか、施策と人口の増減との比較分析、公共施設の適正な維持管理財政運営の方向性と政策の在り方について質疑、意見があり、代表監査委員よりそれぞれ答弁がありました。 次に、尾道市一般会計決算の審査に入り、まず決算全般について、委員より、正規職員の減少の理由をただしたのに対し、理事者より、窓口委託の実施、施設の再編、再任用職員への置き換え、退職者の不補充等の業務体制の見直しにより合計で18人減としていると答弁がありました。 そのほか、市民サービスを成り立たせる安定した労働条件と正規職員配置について、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、一般会計歳入の審査においては、財産収入関係で、委員より、財産売払い等の年間計画を立てているのかただしたのに対し、理事者より、公有財産利活用検討委員会において、目的のなくなった行政財産の売却処分や、ほかの有効活用手段を検討し、売却すべきものは例年9月頃に売却の手続をしているとの答弁がありました。 これに対し、同委員より、新しい利活用の手法として取り組んでいるサウンディング型市場調査の内容をただしたのに対し、理事者より、広く意見を聞くことを目的として、なるべく前提条件を設定せずに民間事業者から提案を求め、対話を通じて市場性やアイデアを把握し、処分や活用に生かすもので、昨年度から取組を進めていると答弁がありました。 次に、寄附金関係で、委員より、ふるさと納税が前年度から7,000万円増えた要因をただしたのに対し、理事者より、ふるさと納税のサイトを一つ増やし、機会を捉えて広報活動に取り組み、産品の数を増やしたことによる、そういうものと認識しているとの答弁がありました。 これに対し、同委員より、尾道市の返礼品は他市と比較にならないほどコストが高く、工夫と改善が足りないのではないかとただしたのに対し、理事者より、品物をお得に買うという感覚ではなく、尾道市に対して思い入れのある方にふるさと納税をしていただいていると認識しており、返礼品についても適正な価格でサイトに掲載してもらうことで、広告料なしに尾道の特産品を宣伝できると認識していると答弁がありました。 関連して、他の委員より、競争ありきのふるさと納税ではなく、何かの思いを持って生まれ故郷に納税をするという本来の姿を再認識するべきではないかとただしたのに対し、理事者より、ふるさと納税の趣旨はそのように理解しており、制度の枠組みの中で、尾道はさすがだなと評価される取組を関係者と進めていきたいと答弁がありました。 そのほか、今後の市税滞納額の増減見込み、財産売払収入が前年度から大幅に減少した要因について質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、一般会計歳出の審査においては、まず総務費関係で、委員より、広報広聴活動業務に関わり、尾道市公式LINE登録者数伸び率低下をどう分析しているのかただしたのに対し、理事者より、災害等の発生時に大きく増加する傾向があるが、それ以外のときも減少はせず、増加傾向にあるので、引き続き情報発信に努めていくと答弁がありました。 次に、委員より、情報システム構築事業の利点をただしたのに対し、理事者より、配線を整理したことによる機能強化により、レイアウト変更やキャッシュレスサービスの導入、テレワークシステムの構築などが迅速に行えると答弁がありました。 次に、委員より、町内会への補助金を世帯数で割った額と近隣他市の状況をただしたのに対し、理事者より、1世帯当たりの平均は490円で、自治会の捉え方や業務内容の違いもあるが、福山市645円、三原市1,155円、府中市662円であると答弁がありました。 これに対し、同委員より、このような市民サービスの基本となる金額が尾道市は低いが、近隣市町と同レベルにする考えはないのかただしたのに対し、理事者より、近隣市の状況を参考にしながら、尾道市の方向性について改めて検討したいと答弁がありました。 そのほか、法律相談等相談業務の件数の増加理由LINEを使った行政手続の研究、うちらの防災マップ作成支援事業の概要と成果品の普及啓発への活用、過去3年間の移住相談件数と移住者の増減、また、協働のまちづくり事業による地域コミュニティーへの助成に係る審査方法の変更点、行政ネットワークへの無線接続の安全性、公民館の地域防災拠点としての在り方、交通局民営化のメリット、デメリット、みつぎ乗合タクシーの利用状況と他地域への拡大計画などについて質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 続いて、2日目の10月14日は、引き続き一般会計決算の審査を行いました。 まず、民生費関係で、委員より、子どもの居場所づくり事業に関わり、学習支援事業の目的や実施内容と委託料についてただしたのに対し、理事者より、子供の貧困対策事業の一つとして、生まれ育った環境に左右されることなく、全ての子供が夢と希望を持って成長できるよう貧困の連鎖を断ち切る観点から、独り親家庭生活保護、就学援助を受けている世帯の子供を対象に学習習慣の定着や学習意欲の向上を目指して始めたものである。尾道会場で46回、因島会場では50回実施し、委託料は尾道会場で約579万5,000円、因島会場では416万7,000円であったと答弁がありました。 これに対して、同委員より、今後オンラインでの学習支援にすれば、希望する児童・生徒の多くが機会を得られるのではないかただしたのに対し、理事者より、集合学習と併せてのオンラインでの学習やサテライト的な場所を設けるなど、様々な形での学習方法を検討していきたいと答弁がありました。 次に、委員より、保育士確保対策事業の実績と就労人数、その評価をただしたのに対し、理事者より、保育士就労奨励事業保育現場見学体験事業保育士早期復職サポート事業の三つの事業があり、保育現場見学体験事業については、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となった、就労奨励事業では25名が新規で就労され、早期復職サポート事業では8名が復職され、それぞれ事業効果が出ていると答弁がありました。 そのほか、放課後等デイサービス設置事業者数、定員、対象となる児童数、近隣に施設がなく通えない子供たちへの対応、放課後児童クラブ民間委託による指導員の処遇の変化とその確認、敬老タクシー券での介護タクシーの利用、敬老優待乗車証等交付事業の在り方を含めた制度の見直し、預かり保育の開始時間を早める要望への対応と補填するサービスの周知について質疑、意見、要望があり、理事者より、それぞれ答弁がありました。 次に、衛生費関係で、委員より、不妊治療医療費助成事業に関わり、決算年度助成件数がかなり増えている要因をただしたのに対し、理事者より、想定していた人数よりも多く、ニーズが多かったと捉えていると答弁がありました。 次に、委員より、再資源化事業に関わり、古紙回収の仕組みが旧市町単位で違うため、ごみ減量化推進の観点からも再資源化補助金町内会単位で支給するほうが効果が高いのではないかただしたのに対し、理事者より、旧尾道では公衆衛生推進協議会を通じて各地域に分配されている。この流れをすぐに変えることは難しいが、環境に対する意識を高め、CO2削減につなげるためにも検討はしたいと答弁がありました。 そのほか、みんなの井戸制度、成人健康診査事業に係る検診未受診者に対する受診勧奨の方法、こころサポート事業の個別支援達成度の分析について質疑、意見、要望があり、理事者より、それぞれ答弁がありました。 次に、農林水産業費関係で、委員より、イノシシ等農業被害対策事業に関わり、イノシシ被害の影響をただしたのに対し、理事者より、イノシシによる被害は、農地や住宅の庭や菜園を荒らし、農作物の栽培に深刻な影響を与えていると答弁がありました。 これに対し、同委員より、今後、イノシシの駆除にAIを活用することについて市の考えをただしたのに対し、理事者より、尾道市有害鳥獣捕獲対策協議会において有効な技術の活用について検討しており、今年度はアニマルセンサーを導入した。今後、その効果を検証するとともに情報収集に努め、捕獲の効率化と捕獲班員の負担軽減につながる先端技術の活用について、引き続き検討していきたいと答弁がありました。 関連して、他の委員より、鳥獣被害防止型の里山林整備事業の概要とこの事業の評価をただしたのに対し、理事者より、鳥獣などの隠れ場をなくすための森林整備で、市と森林所有者で20年間の協定を結び、下草刈りなどの維持管理に努めることを条件としており、持続的な鳥獣対策につながる集落環境の整備が図られると答弁がありました。 また、同委員より、捕獲班員の育成、支援についてただしたのに対し、理事者より、新規の場合、講習料の7,000円と受講料5,200円の合計1万2,000円の免許取得費用を助成していると答弁がありました。 次に、委員より、地域資源保全活用事業の事業終了後の取組と予算措置をただしたのに対し、理事者より、事業終了後も里山林整備を持続的に行えるよう、事業期間内に一定の備品類の整備や取扱いの講習会を開催しており、実行組織による自主的な里山保全活動ができるように支援を行っていると答弁がありました。 そのほか、ドッグナビの購入状況及び導入効果、農業振興協議会の在り方と開催状況、木材の利用促進アイデアの募集、森林環境譲与税が令和2年度から2倍になったことへの対応について質疑、意見、要望があり、理事者より、それぞれ答弁がありました。 次に、商工費関係で、委員より、インバウンド情報発信事業に関わり、予算額と決算額が大きく違う理由をただしたのに対し、理事者より、Wi-Fiを設置する事業を進める中で、予算要求時より低価格で設置できることが判明したためであると答弁がありました。 次に、同委員から、この事業に対し国の補助金が使えなくなった理由をただしたのに対し、理事者より、Wi-Fiの設置をリース契約で行ったため補助対象から外れたものであると答弁がありました。 そのほか、中小企業融資制度の貸付額の減少分析、観光PR事業の経済効果の検証の必要性、設備資金貸付額の推移の分析手法、しまなみジャパンの活動状況、決算年度に欧米のサイクリストが増加した理由について質疑、意見、要望があり、理事者より、それぞれ答弁がありました。 次に、土木費関係では、委員より、都市計画道路久保長江線整備事業に関わり、予算の減額要因と事業の進捗状況をただしたのに対し、理事者より、減額の要因は、入札不調により施工できなかったためで、今年度改めて予算計上し、本工区の早期完成に向けて事業進捗を図っていると答弁がありました。 これに対し、同委員より、当初7か年で完成する計画であったが12年かかる要因をただしたのに対し、理事者より、事業認可のときは道路改良工事のみの計画であったが、河川改修工事が加わり、工事期間が延長されたものであると答弁がありました。 そのほか、百島町定期輸送車運行事業の利用状況、公営住宅の管理戸数、空き家戸数及び募集停止の住宅の建築年数、公園緑地等設置委託料の不用額の活用、災害対策を踏まえた事業の執行状況について質疑、意見、要望があり、理事者より、それぞれ答弁がありました。 次に、教育費関係で、委員より、成人式の開催趣旨をただしたのに対し、理事者より、次代を担う新成人の交流を図り、市民を挙げて新しい門出を祝福することを目的に行っていると答弁がありました。 これに対し、同委員より、コロナ対策を伴う成人式の開催方法をただしたのに対し、理事者より、式の間はマスクを着用し、大きな声を出さず、来賓、保護者の人数を制限、間隔を空けることで感染を防ぎ、式が終わった後についても感染防止について注意喚起を十分に行いたいと答弁がありました。 そのほか、旧生口中学校の跡地利用、統合型校務支援システムの詳細、教員の一月当たりの平均残業時間と持ち帰り業務の実態把握について質疑、意見、要望があり、理事者より、それぞれ答弁がありました。 続いて、3日目の10月15日は、引き続き一般会計決算及び各特別会計決算並びに各企業会計決算の審査を行いました。 まず、教育費関係で、委員より、小・中学校の空調設備整備事業について、市内経済活性化のため市内業者へ優先発注されたかただしたのに対し、理事者より、この事業は、令和元年の夏までに全ての小・中学校の普通教室と音楽室にエアコンを設置することを目指したため、事前に設計を行う時間がなく、設計と施工を同時に行う発注形態となったが、可能な限り地域の事業者へ資材や作業等を発注するよう受注者へお願いをして、事業費ベースで約4割程度は地域の事業者に対応いただけたと聞いていると答弁がありました。 そのほか、分割発注に係る他部署との連携、教育委員会への技師職員の配置について、質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、夜間救急診療所事業特別会計決算の審査に入り、委員より、夜間救急が市民病院に併設されていたときの入院患者はほとんど市民病院へ入院していたが、現在の状況はどうなのかただしたのに対し、理事者より、夜間救急から市民病院と尾道総合病院におおむね1対2の割合で転送されていると答弁がありました。 そのほか、夜間救急診療所事業特別会計への一般会計からの繰入金の推移、夜間救急診療所の建て替えについて、質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、介護保険事業特別会計決算の審査に入り、委員より、シルバーリハビリ体操事業について指導士養成の流れをただしたのに対し、理事者より、まず市民の皆さんに講習会に参加して2級指導士となっていただき、その中から1級指導士を育成して、その後、1級指導士の方に2級指導士を養成していただいていると答弁がありました。 これに対し、同委員より、リハビリ体操教室での新型コロナウイルス感染症対策についてただしたのに対し、理事者より、手指の消毒や体温の測定等の機材もそろえて徹底的な感染防止対策を取り、実施いただいている。また、教室に来られない方にも、指導士会で作成した動画をケーブルテレビや市のホームページで視聴していただいていると答弁がありました。 次に、委員より、家族介護用品購入助成券交付事業に関わり、要介護認定者の総数は微増しているのに、助成券交付人数が減少している要因をただしたのに対し、理事者より、対象となる要介護3、4、5の方々が近年減少傾向にあることが要因の一つと考えていると答弁がありました。 そのほか、第8期介護保険事業計画における家族介護用品購入助成券交付事業継続の検討、介護保険料滞納に対する差押えについて、質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、漁業集落排水事業特別会計決算及び農業集落排水事業特別会計決算の審査に入り、委員より、それぞれの起債の償還終了年度をただしたのに対し、理事者より、漁業集落排水の起債償還については令和18年度に、農業集落排水については令和9年度に終了する予定であると答弁がありました。 次に、水道事業会計決算の審査に入り、委員より、阿草配水池築造工事の内容についてただしたのに対し、理事者より、昭和55年に建造された100トンの配水池を、老朽化及び耐震補強のため隣接地に調整池を新設する計画であるが、開発による人口増加により、一部では水不足、水圧低下という事案が発生しているため、これを補うために新しく300トンの配水池を造成予定であると答弁がありました。 そのほか、決算年度での老朽管を更新した工事延長、管路の耐震化率、配水池の耐震化率と緊急遮断弁の設置率について、質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、下水道事業会計決算の審査に入り、委員より、高西東新涯雨水ポンプ場の整備工事の概要についてただしたのに対し、理事者より、平成24年度に事業開始し、平成26年度工事着手、令和2年度末の完成に向けて最終工事を行っている。決算年度の事業内容としては、前年度に引き続き建築工事、機械設備工事、電気設備工事、仮設ポンプの設置、場内の土木工事等を行っている。ポンプ場整備後は、合計4台のポンプを配置し、工事前と比較して約5倍の排水能力になると答弁がありました。 これに対して、同委員より、東新涯の隣の福山市高西町の雨水も流れ込んでいるが、福山市からの費用負担はないのかただしたのに対し、理事者より、ポンプ場へ流入してくる区域の面積に応じて費用を負担いただいており、その割合は、本市が7割、福山市が3割である。金額では、総事業費から国の補助金等を除いた約16億5,000万円を案分し、本市が約11億6,000万円、福山市は4億9,000万円であると答弁がありました。 関連して、他の委員より、整備されているポンプ場はかなり低い場所に設置されているが、災害時の高潮等にも機能する設計かどうかただしたのに対し、理事者より、ポンプ場は、地下1階、地上3階の構造となっており、ポンプの機械設備は地下にあるが、それを動かす電気設備等は2階以上に設けており、津波等による浸水でも停止する心配はないと答弁がありました。 そのほか、黒崎水路の遊歩道の照明施設設置の検討、農業集落排水事業と漁業集落排水事業の公営企業会計への統合予定時期、都市計画区域内の下水道事業整備エリアの割合について、質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、病院事業会計決算の審査に入り、委員より、医師が不足して従来できていた手術ができなくてほかの病院へ回したという例があるかただしたのに対し、理事者より、予定手術についてはほかの医療機関へお願いした例はないが、搬送される患者で緊急手術が必要な際に医師の体制が整わないこともあり、ほかの医療機関にお願いした例はあると思うとの答弁がありました。 そのほか、病院事業における工事の市内業者への優先発注の状況、医師数の増加見込み、医師確保における成功事例の研究、市民病院とみつぎ総合病院における電子カルテの共有化について、質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 審査終了後、採決に入り、議案第142号令和元年度尾道一般会計決算、議案第152号令和元年度尾道後期高齢者医療事業特別会計決算は賛成多数で、これを除く残り12案については、いずれも全会一致で認定すべきものと決定した次第であります。 以上で報告といたします。 なお、理事者におかれましては、今決算特別委員会における質疑を真摯に受け止められ、新年度予算に反映されるよう求めて、委員長報告といたします。ありがとうございました。 ○議長(福原謙二) 決算特別委員長の報告は終わりました。 これより質疑に入ります。 決算特別委員長の報告に対し質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 19番、岡野長寿議員。 ◆19番(岡野長寿) (登壇)皆さんこんにちは。日本共産党議員団を代表して、岡野が決算認定の議案に関する討論を行います。 議案第142号令和元年度一般会計決算、議案第152号令和元年度後期高齢者医療事業決算認定に反対し、他の12議案の認定には賛成します。 反対する二つの決算認定に反対する理由を述べます。 まず、一般会計決算認定に反対する理由です。 格差社会は大きな社会問題ということを今岡代表監査委員もおっしゃいました。私は、後期高齢者医療事業の質疑の中で、滞納が生まれてる問題を取り上げ、年金収入が年額18万円以下の市民から保険料を徴収する問題、減免制度の改悪により、その保険料負担が年々上昇してる問題を指摘しました。私は、90歳になるけど収入のほとんどない私らは何歳までこの保険料を支払わなければならないのかという高齢者の悲嘆に暮れた声を紹介したことに対し、市長は、県レベルではそんな意見は出ていないと反論されました。しかし、私がその後調査したところ、広島市議会を代表して会議に出席しているある委員は、格差を広げるこの会計の問題点を指摘し、反対意見を述べたと確認できました。異なる意見が耳に残らなかった市長の姿勢にこそ問題があるのではないでしょうか。 さて、この担税能力を超えると思われる保険料制度の議論の中で、所得税の最高税率が反対に60%から45%へと軽減され、また、法人税の税率は42%から23.2%へと軽減されるなど、富裕層や大企業の税負担が軽減されていることも明らかになりました。結局、その穴埋めを担税力のない市民に押しつける問題性、低所得層に重くのしかかる消費税の税率改悪に、経済への影響を認識することは困難と、これまた問題意識のない答弁が繰り返されました。経済が高度成長から低成長へ移る中でも、とりわけこのコロナ禍の中でも、大企業の内部留保が上昇を続けていることは驚くばかりです。高度成長から低成長の中での格差拡大は何を意味するでしょうか。一方に、国民の貧困化、市民の貧困化を意味します。格差社会は大きな社会問題との認識に達しているのであれば、それぞれの立場でそれを是正する、改革する立場での努力が行われるべきですが、令和元年度の行政執行は、その点から十分とは言えないと考えます。 子育て世代でも貧困化が進行しています。子育て支援策の一環として他都市で取り組まれつつある、国民健康保険加入世帯での子供の数によって保険料を加算する均等割部分を免除することも、いまだ尾道市では取り組まれていません。また、子供の医療費助成制度の拡充も中学3年生止まりで、多くの自治体で取り組まれ始めた18歳までの医療費助成制度の実施にはちゅうちょしております。 社会的格差という点では、職員の採用の在り方、職員構成にも大きな問題点を抱えています。令和元年度では18人の正職員が減っていますが、逆に18人の非正規職員で補う、結果的にそうなっています。11月の臨時会で確認できた数字では、正職員973人に対し、非正規511人となっています。非正規の職員の中には、正規職員と遜色なく責任を持った仕事を任され、活躍されている幼稚園教諭などがいることも明らかになりました。尾道市自らが社会的格差是正に向けてもっと努力しなければならないことは明らかではないでしょうか。 代表監査委員は、こうも言いました。市内企業に発注していただくことが市内経済の活性化につながりますし、そういった配慮もなされているとは思うとおっしゃいました。しかし、そうなっていません。十分にはなっていません。小学校、中学校の普通教室でのエアコン設置事業はなされましたが、地域経済の振興をにらんだ発注とならなかったのは、かつて尾道市が水道事業の分割発注で大きな成果を上げる経験を持っていただけに、残念なことになりました。市内企業の発注も40%にとどまりました。また、地域経済振興をにらんだ図書館の指定管理の在り方の改善も見られませんでした。一部の病院事業の工事発注も、その点を重点に置いた発注となっていないことは今後改善すべき点として指摘しておきます。 次に、後期高齢者医療事業会計について反対する理由ですが、この制度の問題性については既に述べました。国の制度改正が行われなければならないことを前提としつつ、自治体レベルで何の手だても立てられないということは考えられません。こういう問題があるときこそ、市民の立場に立った、市民に寄り添った施策の立案を、また実施を、公務労働者の知恵と努力が必要だということを指摘して、討論を終わります。御清聴ありがとうございました。 ○議長(福原謙二) これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 議題のうち、まず議案第142号決算認定について(令和元年度尾道一般会計)及び議案第152号決算認定について(令和元年度尾道後期高齢者医療事業特別会計)、以上の2案を一括採決いたします。 2案に対する決算特別委員長の報告は認定すべきものであるとの決定であります。 2案は決算特別委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。                〔賛成者起立〕 ○議長(福原謙二) 起立多数であります。よって、2案は決算特別委員長の報告のとおり認定することに決しました。 次に、ただいま議決されました議案第142号及び議案第152号を除く12案を一括採決いたします。 12案に対する決算特別委員長の報告はいずれも認定すべきものであるとの決定であります。 12案は決算特別委員長の報告のとおり認定することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福原謙二) 御異議なしと認めます。よって、12案は決算特別委員長の報告のとおり認定することに決しました。  ────────────────── * ──────────────────
    △日程第3 議案第163号~議案第182号 ○議長(福原謙二) 次に、日程第3、議案第163号令和2年度尾道一般会計補正予算(第8号)から議案第182号尾道市指定居宅介護支援事業者の指定の申請者に関する事項並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案まで、以上の20案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 平谷市長。 ◎市長(平谷祐宏) (登壇)皆さんこんにちは。 先ほどは令和元年度各会計の決算を御認定いただきまして、厚くお礼を申し上げます。 さて、国政では、本年9月に菅内閣が新たに発足しました。新政権においては、これまでの取組を継続するとともに、新型コロナウイルス感染症対策と経済再生の両立を最優先課題として取り組むこととしております。また、2050年までに温室効果ガスを全体としてゼロにする脱炭素社会の実現や、規制改革のさらなる推進、デジタル庁の創設などを進めていく方針も示されており、喫緊の課題解決に向けては、予備費の活用や追加経済対策を含む第3次補正予算の提案に向けた検討が進められてる状況でございます。 11月以降、新型コロナウイルス感染症患者が急速に増加するなど、いまだ収束が見込めない状況ではありますが、本市といたしましても、国、県との役割分担を見据えながら、必要に応じて補正予算の編成などに取り組み、チーム尾道でこの困難な状況を市民の皆様とともに乗り越えてまいりたいと考えております。 こうした中にあっても、感染拡大防止に向け、地域医療をはじめとする最前線で御尽力いただいてる関係者の皆様には、心より敬意と感謝を申し上げます。 また、市民の皆様におかれましては、引き続き新しい生活様式を実践するなど、感染拡大の防止に努めていただきますようお願いを申し上げます。 それでは、補正予算案をはじめ諸案件を提案するに当たりまして、総体的な説明を申し上げます。 最初に、一般会計の補正予算案についてでございますが、令和元年度決算を受けての繰越金の追加、年度後半に向けた事業費や職員人件費の増減調整が主な内容でございます。 まず、総務費では、前年度決算剰余金を財源とした財政調整基金への積立金のほか、基幹系システム再構築委託料の追加などをお願いしております。 民生費では、過年度事業における国県支出金返還金のほか、新型コロナウイルス感染症対策として児童養護施設等環境改善事業補助金や生活困窮者住居確保給付金を、また、国民健康保険事業、介護保険事業、後期高齢者医療事業の各特別会計予算の補正に伴う繰出金の追加などをお願いしております。 衛生費では、夜間救急診療所事業特別会計の補正に伴う繰出金の追加などをお願いしております。 農林水産業費では、県工事負担金のほか、串浜漁港海岸保全施設整備に係る工事請負費の追加などをお願いしております。 商工費では、千光寺公園頂上エリアリニューアル事業について、工事請負契約の締結議案と併せ、債務負担行為の変更及び工事請負費の減額などをお願いしております。 土木費では、大規模建築物耐震改修事業補助金の減額などをお願いしております。 教育費では、過年度事業における国県支出金返還金の追加のほか、尾道市歴史文化まちづくり推進協議会負担金の減額などをお願いしております。 災害復旧費では、本年夏から秋にかけて発生した公共土木施設災害に係る各復旧経費の追加をお願いしております。 財源といたしましては、国県支出金の増減調整、寄附金の追加、繰入金の増減調整、繰越金の追加、諸収入の減額、市債の追加をお願いしてるところでございます。 なお、繰越明許費につきましては6件の追加を、債務負担行為につきましては6件の追加と1件の変更を、また、地方債については3件の変更をお願いしております。 次に、特別会計でございますが、夜間救急診療所事業においては、新型コロナウイルスの感染拡大防止を徹底するため、発熱患者との動線分離などレイアウト変更等に伴う改修や、マスク、医療用ガウンの購入などに必要な各経費の追加をお願いしておりますほか、急速な感染拡大に備え、予備費150万円の追加をお願いしております。 また、港湾事業をはじめとする5特別会計では、前年度剰余金の確定に伴う繰越金の処理や過年度事業の精算に伴う返還金、職員人件費の調整、税制改正等に伴うシステム改修委託料の追加などをお願いしております。 病院事業会計では、新型コロナウイルス感染症対策として、機器類の整備や感染防御資材の購入経費などの追加をお願いしております。 このほか、尾道市過疎地域自立促進計画の変更についてや、公の施設の指定管理者の指定についての議案などの御審議をお願いしております。 詳細につきましては、それぞれ担当部長から説明させますので、よろしく御審議の上、議決いただきますようお願いを申し上げまして、総体的な説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(福原謙二) 小玉企画財政部長。 ◎企画財政部長(小玉高嘉) それでは、議案第163号から議案第169号までの一般会計及び6特別会計の補正予算案の概要につきまして御説明を申し上げます。 議案集(1)をお願いいたします。 1ページの議案第163号令和2年度尾道一般会計補正予算(第8号)でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億2,323万1,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ776億8,687万4,000円とするものでございます。 第2条は、繰越明許費の補正でございますが、5ページにございます第2表繰越明許費補正のとおり、6事業についてお願いしております。 第3条は、債務負担行為の補正でございますが、6ページの第3表債務負担行為補正のとおり、6件の追加と1件の変更をお願いしております。 第4条は、地方債の補正でございますが、7ページの第4表地方債補正のとおり、3件の変更をお願いしております。 このたびの補正では、令和元年度決算を受けての繰越金の処理や、年度後半に向けた事務事業や職員人件費の増減調整が主な内容でございます。 説明に当たりましては、人件費を除く内容を中心に御説明いたします。 歳出の15ページをお願いいたします。 総務費、総務管理費、一般管理費では、契約事務システム改修及び基幹系システム再構築に係る委託料の追加や、前年度繰越金の処理に伴う財政調整基金積立金のほか、寄附を受けての復旧・復興基金、ふるさと振興基金への積立金の追加などをお願いしております。 16ページの庁舎整備費では、寄附を受けての備品購入費の追加をお願いしております。 17ページ、戸籍住民基本台帳費では、交付件数等の増加に対応したマイナンバーカード関連事務委託料の追加をお願いしております。 19ページ、民生費、社会福祉費、障害者福祉費では、報酬改定に伴う自立支援給付審査支払い等システム改修委託料の追加や、過年度事業の精算に伴う特別障害者手当等給付費国庫負担金返還金の追加をお願いしております。 20ページ、老人福祉費では、地域介護・福祉空間整備事業補助金のほか、過年度事業の精算に伴う介護保険事業の低所得者保険料軽減及び低所得者利用者負担軽減に係る国県支出金返還金の追加をお願いしております。 21ページ、児童福祉費、児童福祉総務費では、過年度事業の精算に伴う子ども・子育て支援交付金国庫補助金返還金の追加をお願いしております。 22ページにかけての母子福祉費では、新型コロナウイルス感染症対策として居室へのWi-Fi等の整備を行う児童養護施設等環境改善事業補助金や、過年度事業の精算に伴う母子家庭等対策総合支援事業費国庫補助金返還金の追加をお願いしております。 続く保育所費の子ども・子育て支援体制整備総合推進事業費国庫補助金返還金、保育対策総合支援事業費県費補助金返還金、施設等利用費国庫及び県費負担金返還金、児童措置費の児童手当給付費国庫負担金返還金は、いずれも過年度事業の精算に伴うものでございます。 24ページ、生活保護費では、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、生活困窮者等の住居確保に向けた給付金の追加をお願いしております。 衛生費、保健衛生費、老人保健費では、過年度事業の精算に伴う後期高齢者医療広域連合補助金返還金の追加をお願いしております。 27ページ、農林水産業費、農林業費、農業振興費では、鳥獣防護柵等設置事業や環境保全型農業直接支払い対策事業に係る補助金の追加をお願いしております。 水産業費、水産振興費では、向東町沖の藻場造成に伴う水産基盤整備事業県工事負担金の追加をお願いしております。 28ページ、漁港建設費では、漁港施設に係る長寿命化計画策定委託料及び串浜漁港防波堤整備工事に係る入札残の減額と、串浜漁港海岸保全施設整備事業に係る護岸整備工事、吉和漁港桟橋改修に係る水産物供給基盤機能保全事業県工事負担金の追加をお願いしております。 29ページ、商工費、観光費では、千光寺公園頂上エリアリニューアル事業について、施工期間の見直しに伴い、今年度中の出来高見込みに合わせた工事監理委託料及び工事請負費の減額と、工事施工に伴う営業補償金の追加をお願いしております。 30ページ、土木費、土木管理費、建築指導費では、大規模建築物耐震改修補助金の減額などをお願いしております。 32ページ、港湾費、港湾管理費では、因島の長崎桟橋に係る修繕料の追加をお願いしております。 34ページから35ページの教育費、教育総務費、21世紀の学校づくり推進費では、国、県からの受託事業である教育研究事業について、実施内容の見直しに伴う各費目の増減調整などをお願いしております。 小学校費、小学校管理費では、小学校空調整備による起債対象経費の見込み増に伴う財源組替えをお願いしております。 36ページ、幼稚園費では、過年度事業の精算に伴う施設等利用費国庫及び県費負担金返還金の追加をお願いしております。 37ページ、社会教育費、図書館費では、寄附を受けての図書購入に係る備品購入費の追加をお願いしております。 38ページ、文化振興費では、尾道市歴史文化まちづくり推進協議会負担金の減額をお願いしております。 保健体育費、保健体育総務費では、学校給食会への補助金の追加をお願いしております。 39ページ、災害復旧費、公共土木施設災害復旧費、現年単独災害復旧費では、本年6月、7月、9月発生の災害について、各復旧経費の追加をお願いしております。 これらに係る財源といたしましては、10ページから13ページにございますとおり、国県支出金の増減調整、寄附金の追加、繰入金の増減調整、繰越金の追加、諸収入の減額、市債の追加などをお願いし、財政調整基金繰入金で調整をしております。 続きまして、47ページをお願いいたします。 議案第164号令和2年度尾道港湾事業特別会計補正予算(第4号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,894万8,000円を追加し、予算の総額を2億661万5,000円とするものでございます。 52ページ、歳入でございますが、前年度繰越金の追加をお願いしております。 53ページの歳出では、繰越金を財源とし、港湾費、運営費、総務費において、前年度剰余金県納付金及び一般会計への繰出金の追加をお願いしております。 次に、55ページ、議案第165号令和2年度尾道国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億2,687万円を追加し、予算の総額を156億9,655万1,000円とするものでございます。 60ページ、歳入でございますが、一般会計繰入金、前年度繰越金の追加をお願いしております。 61ページの歳出では、総務費、徴収費、賦課徴収費において、国民健康保険システム改修委託料の追加をお願いしております。 62ページ、基金積立金では、前年度繰越金を財源とした財政調整基金積立金の追加をお願いしております。 諸支出金、償還金及び還付加算金、償還金では、過年度事業費精算に伴う普通交付金等返還金の追加をお願いしております。 次に、65ページ、議案第166号令和2年度尾道夜間救急診療所事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ669万5,000円を追加し、予算の総額を7,756万5,000円とするものでございます。 71ページの歳出では、診療所事業費、運営費、管理費において、インフルエンザ流行期を迎える中で新型コロナウイルスの感染拡大防止を徹底するため、発熱患者との動線分離などレイアウト変更等に伴う改修や、マスク、医療用ガウンの購入などに必要な各経費の追加をお願いしております。 また、予備費では、急速な感染拡大に備え、150万円の追加をお願いしております。 歳入は、70ページにございますように、一般会計繰入金の追加をお願いしております。 次に、75ページ、議案第167号令和2年度尾道介護保険事業特別会計補正予算(第4号)でございますが、保険事業勘定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億5,426万8,000円を追加し、予算の総額を169億5,530万7,000円とするものでございます。 介護サービス事業勘定につきましては、歳出の組替えを行うもので、予算の総額に変更はございません。 83ページ、保険事業勘定の歳出でございますが、総務費、総務管理費、一般管理費において、介護保険システム改修委託料の追加をお願いしております。 84ページ、基金積立金では、繰越金の活用及び財源調整として介護給付費準備基金積立金の追加をお願いしております。 地域支援事業費、介護予防・生活支援サービス事業費では、国庫支出金の増額に伴う財源組替えをお願いしております。 歳入は、81ページから82ページにございますように、国庫支出金の増減調整、県支出金の減額、繰越金の追加を行い、一般会計及び介護サービス事業勘定繰入金の増減で調整しております。 介護サービス事業勘定につきましては、89ページの歳出にございますとおり、諸支出金、繰出金において、保険事業勘定への繰出金の追加をお願いしております。 次に、91ページ、議案第168号令和2年度尾道渡船事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、職員人件費の調整を行うのみでございます。歳入歳出予算の総額にそれぞれ2万1,000円を追加し、予算の総額を5,027万1,000円とするものでございます。 歳入は、96ページにございますように、一般会計繰入金の追加をお願いしております。 次に、99ページ、議案第169号令和2年度尾道後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第4号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ378万8,000円を追加し、予算の総額を24億3,984万3,000円とするものでございます。 105ページの歳出では、総務費、徴収費において、後期高齢者医療システム改修委託料の追加をお願いしております。 歳入は、104ページにございますように、一般会計繰入金及び国庫支出金の追加をお願いしております。 以上、議案第163号から議案第169号までの補正予算案の概要を説明させていただきました。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願いをいたします。 ○議長(福原謙二) 永田病院管理部長市民病院事務部長。 ◎病院管理部長市民病院事務部長(永田一郎) 続きまして、議案第170号令和2年度尾道病院事業会計補正予算(第3号)につきまして、その概要を御説明申し上げます。 議案第170号の1ページをお願いします。 初めに、第2条におきまして、予算第2条に定めました業務の予定量の補正をお願いしております。主要な建設改良事業のうち器械等備品購入事業を985万3,000円増額し、6億4,267万7,000円に改めるものでございます。これは、公立みつぎ総合病院における新型コロナウイルス感染症対策に係る全自動遺伝子解析装置などのPCR検査関連機器や、AI検温感知カメラなどの感染対策用機器の購入と、瀬戸田診療所における人工呼吸器の購入に要する経費をお願いするものでございます。 第3条では、予算第3条に定めました収益的収支の補正をお願いしております。病院事業収益を1億152万8,000円増額し、病院事業収益の総額を144億9,519万4,000円に、2ページに移りまして、病院事業費用を4,083万8,000円増額し、病院事業費用の総額を145億1,015万7,000円に改めるものでございます。 これは、4ページ下段の表にありますとおり、医業費用のうち、給与費、材料費及び経費の補正であり、市民病院においては、給与費で新型コロナウイルス感染症対策従事手当の追加を、材料費でサージカルマスクやプラスチック手袋等の感染防護資材の購入に要した費用の増額をお願いしております。公立みつぎ総合病院においては、材料費で市民病院と同様に感染防護資材の購入に要した費用の増額を、経費で感染対策のための備品購入費や修繕料、検温業務委託料などの増額をお願いしております。財源として、中段の表にありますとおり、医業外収益、その他医業外収益1億152万8,000円を計上いたしております。内訳は、広島県新型コロナウイルス感染症に係る特殊勤務手当等支給事業補助金289万円、広島県新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業補助金9,854万円及び保育対策総合支援事業費補助金9万8,000円となっております。 なお、収入が支出を6,069万円上回っておりますが、これは、広島県新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業補助金のうち、市民病院における感染者専用病床の空床確保に係る支援及び感染疑い患者を幅広く受け入れるための救急医療体制確保に係る支援分であり、市民病院の既存の費用予算に充当することとなります。 それでは、2ページにお戻りください。 第4条では、予算第4条に定めました資本的収支の補正をお願いしております。資本的収入及び支出をそれぞれ985万3,000円増額し、資本的収入の総額を6億9,973万9,000円に、資本的支出の総額を14億4,557万3,000円に改めるものでございます。 これは、5ページの下段の表にありますとおり、建設改良費、有形固定資産の補正であり、内容は、第2条に関わる説明で申し上げましたとおり、公立みつぎ総合病院及び瀬戸田診療所における新型コロナウイルス感染症対策に係る医療用器材及び感染対策用機器の購入経費でございます。財源として、同じページの中段の表にありますとおり、補助金985万3,000円を計上いたしております。内訳は、広島県新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業補助金971万2,000円及び保育対策総合支援事業費補助金14万1,000円となっております。 もう一度、2ページにお戻りください。 第5条では、予算第8条に定めました議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正をお願いしております。これは、第3条でお願いしました病院事業費用の補正のうち、市民病院の給与費の補正額と同額の289万円を増額するものでございます。 3ページに移りまして、第6条では、予算第10条に定めました棚卸資産購入限度額の補正をお願いしております。これは、第3条でお願いしました収益的支出の補正のうち、両病院のマスク、手袋等の診療材料費の購入経費に相当する額を増額するものでございます。 以上の内容によりまして、6ページから7ページの予定キャッシュフロー計算書、8ページの給与費明細書、9ページから13ページの予定貸借対照表及び14ページの注記をそれぞれ改めさせていただいております。 以上、概要を御説明いたしましたが、御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(福原謙二) 山根総務部長兼庁舎整備担当参事。 ◎総務部長兼参事[庁舎整備担当](山根広史) 続きまして、議案第171号から議案第182号までの12議案につきまして、提案説明を申し上げます。 議案集2の1ページをお願いします。 まず、議案第171号の尾道市過疎地域自立促進計画の変更についてでございますが、これは、過疎地域における情報化を推進するべく、過疎地域自立促進計画で定める事業計画に尾道市高度情報通信基盤整備事業を追加するための変更でございます。 次に、2ページ、議案第172号の市道路線の認定についてでございますが、これは、美ノ郷町地内の宅地造成に伴いまして、寄附を受けた道路を市道認定するものでございます。 議案説明書の1ページに付近見取図をお示しいたしておりますので、御覧いただきたいと思います。 次に、3ページ、議案第173号の工事請負契約の締結についてでございますが、これは、千光寺公園頂上エリアリニューアル建設工事に係る工事請負契約を請負金額3億4,980万円で締結しようとするものでございます。 議案説明書の2ページから6ページまでに位置図、配置図等をお示しいたしておりますので、御覧いただきたいと思います。 次に、4ページ、議案第174号から、10ページ、議案第180号までの7議案は、いずれも公の施設の指定管理者の指定についてでございます。これらは、新尾道駅南駐車場、新尾道駅北駐車場、新尾道駅北第二駐車場及び東尾道駅前駐車場、ベルポール駐車場及び尾道駅前駐車場、総合福祉センター、向島福祉支援センター、市営住宅、因島水軍城並びにマリン・ユース・センターにつきまして、それぞれ指定管理者を指定しようとするものでございます。 議案説明書の7ページから114ページまでに、指定管理者それぞれの概要、事業計画等をお示しいたしておりますので、御覧いただきたいと思います。 続きまして、11ページ、議案第181号の尾道市国民健康保険条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は、国民健康保険料の減額について、税制改正において所得につき給与所得控除額及び公的年金等控除額が引き下げられるとともに、基礎控除額が引き上げられることによりまして、納付義務者に不利益が生じないようにするための条例改正でございます。 次に、13ページ、議案第182号の尾道市指定居宅介護支援事業者の指定の申請者に関する事項並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案でございます。本案は、厚生省令であります指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準の一部改正に伴いまして、主任介護支援専門員であることが要件である居宅介護支援事業所の管理者について、その要件を緩和するため、及び管理者の要件の適用を令和9年3月31日まで猶予することができることとするための条例改正でございます。 なお、議案説明書の115ページから118ページまでに、これら条例改正に関しまして、新旧対照表をお示しいたしておりますので、御覧いただきたいと思います。 以上、12議案につきましての提案説明とさせていただきます。御審議をいただきまして御決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(福原謙二) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって質疑を終わり、20案はそれぞれ所管委員会に付託いたします。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。                午後2時49分 散会  ────────────────── * ──────────────────   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。     尾 道 市 議 会 議 長     尾 道 市 議 会 議 員     尾 道 市 議 会 議 員...